2020年の終わりに一言

2020年が終わりを告げます。本来ならばオリンピックが開催され新たな光に満ち溢れた日本の未来に繋がる希望の年になるはずでした。新型コロナウイルスに関する発表が厚生労働省のリリースに初めて登場したのが1月6日の事でした。当時の記事には「中華人民共和国湖北省武漢市において昨年12月以降、原因となる病原体が特定されていない肺炎の発生が複数報告されています」1月5日時点での国立感染症研究所のまとめとして、59例の確定例(2019年12月12日~29日の発症分)のうち7例は重症で、この時点での死亡例は無しとありました。私自身は特に大きな事例と思わず失礼ながら「また、中国か…」などと軽く受け流していたことを思い出します。それが、わずか一年の間に全世界に「COVID-19」コロナウイルスが蔓延し各国が緊急事態宣言を出さねばならず、未だに多くの死者・感染者を出し続け終息が見えない事態にまで及んでいます。大変辛く思ったことは、このコロナウイルスに蝕まれたのは人の身体だけではなく心までという事でした。コロナウイルスではないにもかかわらず友人・先輩を思わぬかたちで失った2020年でした。来る2021年はマスクが日常化された日々の中でマスクの中の笑顔は忘れず過ごしたいものです。皆様に良い2021年が訪れるよう心よりお祈り致します。感謝!